キャンピングカーにソーラーパネルを取り付けるメリットや注意点

キャンピングカーにソーラーパネルを取り付けるメリットや注意点

renogys blog 2023/09/29
目次
  1. キャンピングカーのサブバッテリーに充電する方法には何がある?
    1. 走行中に発電して充電
    2. 外部からの電源を使って充電
    3. ソーラーパネルで発電して充電
  2. キャンピングカーへのソーラーパネルの取り付け方
  3. キャンピングカーにソーラーパネルを取り付けるメリット
    1. より多くの電化製品を使用できる
    2. 外部電源がない場所でも発電・充電ができる
  4. サキャンピングカーにソーラーパネルを取り付ける際の注意点
    1. 発電量は天候に左右される
    2. 取り付けに専門知識が必要になる場合がある
  5. まとめ:ソーラーパネルでエネルギー自給!エコで安心なキャンピングカーライフを楽しもう

キャンピングカーは、移動する居住空間です。一般家庭で使うような電化製品も多く装備されていて、通常の車よりも多くの電力を必要とします。その必要な電力を、常に自家発電で得られたらとても便利ですよね。ソーラーパネルは、移動しながら場所を選ばず自家発電できるため、キャンピングカーとは相性抜群です。

この記事では、キャンピングカーにソーラーパネルを取り付けるメリットや注意点について解説します。

キャンピングカーのサブバッテリーに充電する方法には何がある?

キャンピングカーには、エンジン停止中でもバッテリーが上がらないよう、エンジン始動用のメインバッテリーの他に、車載装備稼働用のサブバッテリーが搭載されています。サブバッテリーは車内に固定されていて、取り外して家庭などで充電する想定では設計されていません。サブバッテリーの充電方法は主に3通りです。

走行中に発電して充電

車のエンジンを始動するためのバッテリーは、エンジンに取り付けられた発電機(オルタネーター)からの電力供給によって充電されます。オルタネーターはエンジン稼働時にのみ発電し、バッテリーに電力を供給します。

キャンピングカーの場合は、メインバッテリーとサブバッテリーの両方とも、オルタネーターからの電力供給によって走行中に充電される仕組みになっています。エンジンを切った状態では一切充電されません。そのため走行充電だけだと、長時間停止中にサブバッテリーの電力を使い切ってしまう恐れがあります。

外部からの電源を使って充電

キャンピングカーのサブバッテリーは、ケーブルをつないで外部の電源から充電できるようになっており、キャンプサイトのAC電源や、家庭用の電源から充電が可能です。ただし、キャンプサイトの電源はほとんどの場合有料で、家庭用電源もオフグリッドでもない限り、基本的に有料です。

ソーラーパネルで発電して充電

最後に紹介するのがソーラーパネルによる充電です。ソーラーパネルは、音も静かで、二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーとして、最近ではさまざまな場所で使われています。キャンピングカーに装備することも可能で、長時間の停車中や、電源のない場所でも発電・充電ができ、大変便利です。また、自家発電なので電気代も無料です。

キャンピングカーへのソーラーパネルの取り付け方

キャンピングカーへのソーラーパネルの取り付け方法は、大きく分けて、「購入時にオプションとして搭載してもらう」「後から別途ソーラーパネルシステムを購入して取り付ける」の2パターンに分けられます。

キャンピングカーにソーラーパネルを取り付けるメリット

キャンピングカーにソーラーパネルを取り付けることの主なメリットは、以下の通りです。

より多くの電化製品を使用できる

晴れた日中であれば、走行中だけでなく、エンジン停止中も常時発電しているので、バッテリーの減りも小さく、より多くの電化製品をより長時間使用できます。

外部電源がない場所でも発電・充電ができる

外部電源のあるキャンプ場は限られており、常に電源のあるキャンプサイトに滞在できるとは限りません。ソーラーパネルで自家発電できれば、外部電源がない場所でも、発電・充電ができて便利です。

キャンピングカーにソーラーパネルを取り付ける際の注意点

このようにメリットの多いキャンピングカーとソーラーパネルの組み合わせですが、取り付ける際には、以下の点に注意しましょう。

発電量は天候に左右される

ソーラーパネルのエネルギー源は太陽光なので、天候や日照時間によって発電量に差がでてきます。日中でも雨天だとほとんど発電しません。晴天でも日陰だと充分な発電ができないので注意が必要です。

取り付けに専門知識が必要になる場合がある

バッテリーの充電効率を最大限にするには、バッテリーのタイプや容量に見合ったスペックのソーラーパネルを選ぶ必要があります。また、ソーラーパネルとバッテリーの間には、電圧などを調整するチャージコントローラーをつなぐ必要があるなど、システム全体の配線についての知識も必要です。さらに、設置場所や設置方法についても留意が必要です。万が一外れたりしないように、取り付ける際には充分な強度が必要なことや、配線の際にボディに穴を空けなければならないこともあります。

このように、ソーラーパネルの取り付けにはある程度の専門知識も必要になりますので、ご注意ください。

まとめ:ソーラーパネルでエネルギー自給!エコで安心なキャンピングカーライフを楽しもう

レジャーはもちろんのこと、災害などの非常時にも活躍するキャンピングカーは、ソーラーパネルで自家発電できれば、より一層安心で経済的です。キャンピングカーにソーラーパネルを取り付けることを検討されている方は参考にしてみてください。「エネルギー自給を全ての方々に」をコンセプトにしているRENOGYでは、キャンピングカーに取り付けられる製品も多数取り揃えております。
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