DIYでオフグリッド! 始め方とおすすめ商品
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再生可能なエネルギー源を利用して自家発電することで、地球にやさしい生活を実現するオフグリッド。今回は、ソーラーパネルと蓄電池を用いて、DIYでオフグリッドを始める方法を解説します。
オフグリッドを実現するためのおすすめ商品も紹介するので、DIYで始めるオフグリッドに興味のある方はぜひ参考にしてください。
DIYでオフグリッドを始める方法
オフグリッドとは、電力会社からの電力供給に頼らず、自家発電して電気を自給自足する生活スタイルを指します。オフグリッドを始めるにはまず、「発電装置」と「蓄電装置」が必要です。
DIYでオフグリッドを始める場合は、発電装置としてソーラーパネルを用意し、発電した電力を蓄電池などの蓄電装置に蓄える、という方法をとるのが一般的です。この方法なら、大きな工事をすることなく、自宅でも手軽にオフグリッドを始めることができます。
DIYでオフグリッドを始めるメリット
DIYでオフグリッドを始めるメリットは、大きく次の2点です。
業者に依頼する費用を削減できる
DIYでオフグリッドを始める一番のメリットは、ソーラーパネルや蓄電池の設置、メンテナンスなどを業者に依頼する際にかかる費用を削減できることです。
本格的な太陽光発電システムの設置には、発電量にもよりますが、工事費を含めておよそ200万~300万円ほどの費用がかかります。
それに対してDIYでオフグリッドを始める場合、システムサイズが小さいものであれば10万円以下でソーラー発電システムを構築することが可能です。
電力への理解が深まる
自分で発電システムを組み立てて運用することで、電力に対する理解が深まる点もDIYでオフグリッドを始めるメリットのひとつです。自分で発電した電力だからこそ、無駄なく使うためによりエネルギー効率の高い生活を心がけるようになります。
具体的には、暖房に使用される電力の割合が大きいと実感することで、暖房効率を上げるために家の断熱性能や機密性にも目を向けるようになる、といった具合です。
DIYでオフグリッドを始める際の注意点
DIYでオフグリッドを始める際は、いくつか注意すべき点があります。
内容によっては電気事業法に抵触する可能性がある
自家発電システムを導入すること自体は法律的に問題ありませんが、内容によっては電気事業法に抵触する可能性があります。
例えば、自宅で発電した電力を他人に売るなどの商業行為は、適切な許可がなければ違法となります。
発電量が天候によって左右される
ソーラーパネルを利用したオフグリッドでは、発電量が天候によって左右されます。雲が多い日や雨天時、冬季などは発電量が低下するので、事前に天候による影響を考慮して電力の使い方を計画することが重要です。
規模によっては工事が必要
ソーラーパネルや蓄電池の電圧(最大電圧)が30V未満のシステムはDIYで設置できますが、30Vを超える場合は電気工事士の資格が必要です。ただし、MC4コネクター付きのケーブルなどをポータブル電源に差し込むだけなど、簡易的な作業の場合はその限りではありません。
またその他に、ソーラーパネルの重量や設置場所の耐久性によっては、補強工事が必要になる場合があります。
オフグリッドのDIYにおすすめの商品
DIYでオフグリッドを始める際に便利な商品をご紹介します。
折り畳みソーラーパネル 440W + ポータブル電源 1000セット
オフグリッドのDIYを何から始めていいか迷われている方には、折り畳み式のソーラーパネルとポータブル電源のセットがおすすめです。
ソーラーパネルにはキックスタンドが搭載されていて、角度を変えて太陽光を効率よく受けることができます。折りたたむと厚さ40mmになり、専用ケース付きでコンパクトに収納可能だから持ち運びも簡単です。
ポータブル電源は容量495Wh、定格出力800Wとパワーがあり、スマートフォンやノートパソコンの充電はもちろん、幅広い家電製品を動かすことができます。災害時や停電時などの備えとしても機能します。
スマート蓄電セット 100Wフレキシブルソーラーパネル+MPPT 20Aチャージコントローラーフルセット
本格的なソーラー発電蓄電システムを家庭で手軽に構築したい方には、こちらの「スマート蓄電セット」がおすすめです。ソーラーパネル、チャージコントローラー、蓄電池、インバーターがパッケージになっています。
ソーラーパネルで発電した直流電流を蓄電池に貯め、インバーターで交流電流に変換して家電製品に使用する、という自家発電システムをひと通り構築できます。オフグリッド生活の初めの一歩として試してみてはいかがでしょうか。
まとめ:DIYのハードルが低いRENOGY製品でオフグリッドを取り入れてみよう!
今回は、DIYでオフグリッドを始める方法やメリット、注意点を解説しました。オフグリッドは、適切な準備と知識があれば、誰でも始められる生活スタイルです。
ただし、法的な規制や天候による影響、工事の必要性など、始める前に理解しておきたい注意点もあります。DIYでオフグリッドを始める場合は、今回解説した内容や、RENOGYのおすすめ商品も参考にしてみてください。