キャンプでポータブル電源を使うなら容量はどれくらい必要?

キャンプでポータブル電源を使うなら容量はどれくらい必要?

renogys blog 2023/09/21
目次
  1. キャンプで電源を使う方法
    1. キャンプ場の電源サイトを使う
    2. ポータブル電源など自身で用意した電源を使う
  2. キャンプにポータブル電源がおすすめの理由
    1. 扇風機やクーラーを使用できる
    2. 火を使わずにお湯を沸かせる
    3. 電気毛布を使用できる
  3. キャンプでポータブル電源を使うなら容量はどれくらい必要か
    1. 容量が増えるほど電源のサイズが大きくなる
    2. ポータブル電源が何時間使用できるか
    3. 500w~1000w以下の製品がおすすめ
    4. ソーラーパネルとの併用で電気を充電できる
  4. まとめ:ポータブル電源で過ごすキャンプの新しい楽しみ方を、見つけてみよう!

最近のアウトドアブームの中でも特に人気なキャンプ。キャンプの楽しみ方もいろいろですが、電源が使えると、より快適に過ごせて、楽しみの幅も広がります。そのためにあると良いのがポータブル電源です。

この記事では、キャンプにポータブル電源がおすすめの理由と、選ぶ際に重要なポータブル電源の容量について解説します。

キャンプで電源を使う方法

キャンプ場で電源を使う方法には大きく2つ、キャンプ場の電源サイトを使う方法と、自身で用意した電源を使う方法があります。

キャンプ場の電源サイトを使う

一番確実で簡単な方法は、AC電源のあるキャンプ場を利用することです。電源サイトがあるキャンプ上では、家庭と同じようにコンセントにつないで電化製品を使うことができます。電源のないキャンプ場に比べると利用料は高くなりますが、電源のあるキャンプサイトから予約が埋まるほど人気です。

ポータブル電源など自身で用意した電源を使う

持ち運びできるポータブル電源があれば、AC電源のないキャンプ場でも電源を使える上、電源を置く位置も自由です。最近はキャンパーに大変人気のあるアイテムです。

他にもモバイルバッテリー、ソーラーパネル、サブバッテリーシステムなど、キャンプで電気を使う方法はいくつかありますが、簡単、手軽、使い勝手の良さなどのメリットの多いポータブル電源をここでは紹介します。

キャンプにポータブル電源がおすすめの理由

文明の利器に頼らず、自然の中でワイルドに過ごすのもキャンプの醍醐味ですが、もっと気軽にキャンプを楽しみたい方も多いはず。ポータブル電源があれば、場所を選ばずに、利便性と快適性を得ることができます。電源にはさまざまな電化製品に対応するポート(ジャック)が実装されているので、家庭で使う電化製品から車載用電化製品まで、幅広く使うことができます。

また、ポータブル電源は音も静かで、排気ガスや二酸化炭素も排出しません。テント内外で、近隣の迷惑にもならず安心して使うことができます。

このようにメリットの多いポータブル電源ですが、中でもおすすめの使い方をいくつか紹介します。

扇風機やクーラーを使用できる

近年の夏の暑さは気温が35度以上になる猛暑日も多く、夜も気温が下がらないため、キャンプでも寝苦しい状態が続くこともあります。暑さを我慢しすぎると、体調を崩してしまう可能性もありますが、通気性を良くしたいがあまりテントの入り口を開けていると、虫刺されや防犯上の危険もあります。

ポータブル電源があれば、テント内でも扇風機やポータブルクーラーなどの電化製品を使うことができ、より快適で安全に過ごすことができます。

火を使わずにお湯を沸かせる

ポータブル電源があれば調理も楽です。IHコンロや電気ポットで手軽にお湯を沸かすことができるので温かい飲み物が簡単にできるほか、調理にも使えて、キャンプ飯の幅もグンと広がります。寒い日には、手や顔を洗うのにも役立ちます。

電気毛布を使用できる

電気毛布は、持ち運びしやすく消費電力も少ないので、アウトドアに向いている暖房器具と言えるでしょう。寒い冬のキャンプも、電気毛布にくるまってきれいな星空を眺めるなどという使い方も可能ですし、テント内に広げて電気カーペットのように使ってゆったり団らんすることもできます。

最近では、キャンプでこたつに入る「こたつキャンプ」も人気です。電気毛布についてはこちらの記事でも解説しています!
参考:電気毛布の使用に適したポータブル電源の選び方

キャンプでポータブル電源を使うなら容量はどれくらい必要か

ポータブル電源を選ぶ際に重要なのが容量です。容量は、通常wh(ワットアワー)で表記されます。

容量が増えるほど電源のサイズが大きくなる

ポータブル電源は容量が大きいほど、より多くの種類の電化製品に対応し、1度の充電で使える時間も長くなります。一方で、容量が増えるほど電源自体のサイズも大きく、重くなってしまいます。キャンプで使う場合は、持ち運びのしやすさも考慮に入れる必要がありますので、容量と本体サイズの兼ね合いも重要です。

ポータブル電源が何時間使用できるか

ポータブル電源の使用可能な時間は、以下の公式に当てはめてみると分かります。

電源の容量(wh)÷電化製品の消費電力=使用できる時間

例えば、電源の容量が1000whで電化製品の消費電力が200wだとすると、使用できる時間は、1000÷200=5(時間)です。

このように、ポータブル電源の容量を検討する際は、使う機器の消費電力と使用時間によって判断する必要があります。

参考までに、一般的な電化製品の消費電力は概ね以下の通りです。
扇風機 ACモーター 50w / DCモーター 5w~20w
トラベルクッカーやIHコンロ 300w~500w
ノートパソコン 20w~30w

キャンプで使いたい電化製品について、それぞれの消費電力を確認しておき、さらにそれらの電化製品を何時間くらい使いたいか、あらかじめシミュレーションしてポータブル電源の容量を決めると良いでしょう。

500w~1000w以下の製品がおすすめ

使える容量や持ち運びのしやすさのバランスを考慮すると、キャンプ用のポータブル電源は500w~1000w以下がおすすめです。

電源のあるキャンプ場で使える電気容量も上限が1000w程度のところが多いようです。

RENOGY JAPANでは、495Whと998.4Whの容量のポータブル電源を取り扱っています。キャンプ用に使用するポータブル電源の候補として、ご検討ください。

RENOGYのポータブル電源一覧へ

ソーラーパネルとの併用で電気を充電できる

ポータブル電源とセットで、ソーラーパネルがあれば、自家発電でポータブル電源を充電することもできます。

折りたたみ式のソーラーパネルならば持ち運びしやすく、ポータブル電源との相性も良いので、キャンプにも向いています。

まとめ:ポータブル電源で過ごすキャンプの新しい楽しみ方を、見つけてみよう!

ポータブル電源があれば楽しいキャンプをより便利で、快適なものにしてくれます。キャンプの電源が気になる方は参考にしてみてください。

また、ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせれば、自家発電による完全オフグリッドのキャンプライフも夢ではありません。そんなエコで便利なポータブル電源、選ぶ際に重要な容量などは、よく検討してみましょう。