太陽光発電システムでオフグリッド生活を始めよう!

太陽光発電システムでオフグリッド生活を始めよう!

renogys blog 2022/08/25
目次
  1. オフグリッドとは?
  2. 太陽光発電の仕組み
  3. 太陽光発電に必要なアイテム
  4. 太陽光発電の仕組み
    1. ソーラー初心者セット
    2. ソーラー蓄電セット
    3. RV蓄電セット
  5. まとめ:普段の生活にオフグリッドを取り入れよう!

太陽光発電システムを理解することは、オフグリッド生活を始めるための第一歩です。今回は、オフグリッド生活を送るために必要なシステム構成を、太陽光発電の仕組みを交えてご紹介します。

オフグリッドとは?

オフグリッドとは、電力会社に送電網(グリッド)に繋がっていない状態、または電力会社に頼らずに電力を自給自足していることを意味します。

最もメジャーな自然エネルギーとして挙げられるのが太陽光発電ですが、太陽光だけでなく、風力発電などもオフグリッドの発電システムのひとつです。地球環境に負荷をかけず(CO2の排出が無い)に電力を得ることができるため、オフグリッドによる電力自給のニーズが高まっています。

太陽光発電の仕組み

太陽光発電は、シリコン半導体に光を当てることで生じる電力を利用しています。この現象は「光起電力効果」や「光電効果」と呼ばれます。太陽光発電によって発生した電力は直流(DC)のため、ご家庭のコンセントを通して使用される交流(AC)の電気で使用する機器には利用できません。太陽光発電で生成した直流の電力を、一般的な家電製品として利用するには、DCからACに変換する機器が必要となります。

太陽光発電に必要なアイテム

太陽光発電を行うには「ソーラーパネル」「チャージコントローラー」「バッテリー」が最低限必要になります。まず、ソーラーパネルにより太陽光エネルギーを、電気エネルギーへと変換します。ソーラーパネルの電力は、そのままバッテリーへ送ると、バッテリーが損傷してしまう恐れがあるため、必ず間にチャージコントローラーを接続します。チャージコントローラーは、ソーラーパネルの電圧、電流を、バッテリーの充電に最適な値に変換して、バッテリーへ充電します。太陽光発電により発生させた電気を貯めるバッテリーには、ディープサイクルバッテリーを使用します。ディープサイクルバッテリーには、鉛や補水式など、様々な素材の物が存在します。弊社で扱っている全てのバッテリーは、その中でも太陽光発電システムのバッテリーとして優れている「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」です。従来の鉛バッテリーなどと比べ、重量が軽く、サイクル寿命も長いです。バッテリーに貯めた電力を一般的な家電製品に対して利用する場合、DCからACに変換する「インバーター」が別途必要です。バッテリーにインバーターを接続することで、AC電源を必要とする一般的な家電製品を稼働させることができます。

太陽光発電の仕組みを自作できる、ソーラーパネルセットの紹介

弊社では、お客様のご状況や用途に合わせたソーラーパネルセットを販売しています。大きく3種類のカテゴリーに分けていますので、理想のセットをご選択ください。

-ソーラー初心者セット

ソーラー初心者セットは、手軽に太陽光発電の仕組みを体験してみたいという方に最適なセットです。比較的小さな規格かつ、安価な製品で構成されています。本セットにはバッテリーが含まれていないため、別途バッテリーをご用意いただく必要があります。全てのセットに弊社のリン酸鉄リチウムバッテリーをご利用いただけますが、鉛バッテリーと比べて高額なため、初めての太陽光発電構築には鉛タイプのディープサイクルバッテリーがお勧めです。

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-ソーラー蓄電セット

ソーラー蓄電セットは、太陽光発電により電力を貯め、その電力を使用できる環境まで構築できるセットです。セットにはソーラーパネル、チャージコントローラーに加え、バッテリー、インバーターが含まれており(一部含まれていないセットがございます)、家庭用家電機器の使用が可能となります。

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-RV蓄電セット

RV蓄電セットは、車載できる太陽光発電システムのセットです。MPPTチャージコントローラーが内蔵された走行充電器がセットに組まれているため、ソーラーパネルと走行充電を同時に行うことができ、車に搭載するには最適なセットとなっています。また、ソーラーパネルは車のルーフに合う薄型のフレキシブルソーラーパネルを採用しています。

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まとめ:普段の生活にオフグリッドを取り入れよう!

以前と比べると、近年は技術の進歩に伴い、オフグリッド化を実施する際のハードルが低くなっています。全てをオフグリッド化するのは大変ですが、普段の生活の一部にオフグリッドを取り入れることは難しくありません。まずは、太陽光発電システムに必要な製品を揃えて、簡単なシステムから構築してみましょう。