電気毛布の使用に適したポータブル電源の選び方

電気毛布の使用に適したポータブル電源の選び方

renogys blog 2023/09/08
目次
  1. 電気毛布とは
  2. 素材の違いによる電気毛布の特徴
  3. 電気毛布が活用できるシーン
  4. 電気毛布の消費電力は?
  5. 電気毛布の使用におすすめのポータブル電源
    1. 1人で使用する場合:RENOGYポータブル電源 200
    2. 複数枚の毛布を使用する場合:RENOGYポータブル電源500
    3. 複数枚の毛布を使用する場合:RENOGYポータブル電源 1000 | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
  6. まとめ:ポータブル電源とセットなら、電気毛布の活用シーンは無限大!

冬のキャンプや車中泊を楽しむためには、適切な寒さ対策が不可欠です。しっかりと対策をしないとせっかくのキャンプを楽しめなくなるだけでなく、低体温症になるリスクなどもあります。

この記事では、電気毛布の特徴や活用シーン、さらに電気毛布の使用に適したポータブル電源の選び方について説明します。

電気毛布とは

電気毛布とは、毛布に電熱線を配線し、通電することで布団や体を温めるための暖房器具です。体の上に掛けて使う「掛けタイプ」、敷布団の上に置く「敷きタイプ」、また、その両方に使える「掛け敷き両用タイプ」があります。

電気毛布は多様なサイズ展開がされており、コンパクトな膝掛けから、体をすっぽりくるむことのできる大きなものまで、用途に応じて選べます。電気毛布は、用途が多く、火事のリスクも比較的低いことから、子供からお年寄りまで安心して使える暖房器具です。さらに経済性も高く、環境にも優しいのが特徴です。

素材の違いによる電気毛布の特徴

電気毛布の中で最も普及しているものは、アクリルやポリエステルなどの化学繊維でできたものです。軽くて扱いやすく、また価格も比較的安価なため、多くの種類が出回っており、購入しやすいでしょう。

一方、自然素材であるコットン(綿100%)やウールの電気毛布もあります。敏感肌の方や、肌の柔らかい赤ちゃんにも、刺激が少なく安心して使うことができます。その他、ウールや化学繊維の混紡のフランネルや、マイクロファイバー、フェイクファーなどを使用した電気毛布は、高級感があり、肌触りも良いことで人気があります。電気を入れなくてもある程度の暖かさが保てるので、普通の毛布としての使用も可能です。

電気毛布が活用できるシーン

電気毛布が最も活用されるのは就寝時です。タイマーが付属している電気毛布も多いので、就寝の少し前にスイッチを入れてあらかじめ布団を暖めておき、寝入ったころに合わせてタイマーが切れるようにすると、寒い時期などは快適に入眠することができます。

また、リモートワークや読書など、家の中で座っている際には、膝掛けとして活用できます。自分だけを素早く効率的に暖めることができるので、エアコンだけではすこし肌寒いなどという時に、補助的暖房器具としてぴったりです。

持ち運びが簡単なため、昼はリビングで、夜は寝室でと、1枚あれば多様な使い方ができるのが、電気毛布の大きな魅力の1つです。

さらに、最近注目されているのは、キャンプなどのアウトドアや、車中泊での電気毛布の活用です。電気毛布は持ち運びがしやすく、ストーブなどと比べて安全性が高いため、狭いテント内や車内での使用にもぴったりです。就寝時にはもちろん、団らんの際には膝掛けとして、厚手のものならば、ホットカーペットのように使うこともできます。電源があれば、アウトドアでも気軽に電気毛布を活用することができます。

電気毛布の消費電力は?

電気毛布は、暖房器具の中でも特に消費電力が少なく、経済的なアイテムであることをご存じでしょうか。

メーカーや、使用時の温度設定などにもよりますが、電気毛布の消費電力は1時間あたり30~60wが目安となります。これは、電気代にして、およそ1円~2円程度になります。ちなみに、エアコン(暖房、6畳用)の消費電力は約450w、またホットカーペット(1畳用)は約200wと、いずれも電気毛布よりもかなり多くの電力を必要とします。

ポータブル電源で電気毛布を使用したい場合、どの程度の電源で何時間利用できるかは、以下の公式を使用すると算出できます。

電源の容量(wh)÷電気毛布の消費電力=使用できる時間

たとえば、500whのポータブル電源で消費電力50wの電気毛布を使うと、500÷50=10時間使用できることになります。なお、使用する電気毛布の枚数が増えた場合は、その分、消費電力を増やして計算してください。

電気毛布の使用におすすめのポータブル電源

ポータブル電源があれば、家の中で電源の遠い場所、車の中、アウトドアなど、あらゆる場所で便利に電気毛布を使うことができます。

使用枚数別のおすすめのポータブル電源をご紹介します。

1人で使用する場合:RENOGYポータブル電源 200

RENOGYポータブル電源 200

RENOGYポータブル電源 200は重さわずか2.4kg、女性でも軽々と持ち運べる軽量なタイプながら、容量は222Whと充実しており、消費電力50wの電気毛布なら、連続4時間は使用可能です。AC電源、USB、シガーソケットなど、充電/給電の方法も多様で、電気毛布以外にも、スマートフォン、ノートパソコン、ゲーム機など、様々なアイテムを同時に使用することができます。

ソロキャンプやリモートワーク、車中泊など、様々な用途に気軽に使える、コンパクトで使い勝手の良いポータブル電源です。

複数枚の毛布を使用する場合:RENOGYポータブル電源500

RENOGYポータブル電源 500

RENOGYポータブル電源500の容量は495Wh。AC電源やUSBなど出力方法も多様で、出力総計1050Wを使用することができるため、キャンプや車中泊などのアウトドアシーンで、様々なデバイスをつなぎ、たっぷりと電源を使用することができます。

消費電力50wの電気毛布なら、1枚なら連続10時間、2枚使用しても5時間は使用できるので、ファミリーなど、複数人で使用したい場合にもぴったりです。さらに同モデルを並列接続すれば、容量と定格電力を増やすことも可能です。ハイパワーにも関わらず、本体重量は7.6kgと片手で持ち運べる程度なのも嬉しい点です。

複数枚の毛布を使用する場合:RENOGYポータブル電源 1000 | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー

RENOGYポータブル電源 1000

RENOGYポータブル電源 1000はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載した、より安全性の高い、長寿命のポータブル電源です。容量は余裕の998.4Whで、たとえば家族4人分の電気毛布でも、連続5時間は使用することができます。

充電はソーラー、AC電源、シガーソケット、また、出力はAC電源、USBポート、CIGポートと充実。複数人でのキャンプや車中泊などあらゆるシーンに余裕を持って使用できることはもちろん、万一の災害に備えた防災用品としてもおすすめの電源です。

まとめ:ポータブル電源とセットなら、電気毛布の活用シーンは無限大!

電気毛布は、手軽で経済的、かつ火事のリスクも少ない上、環境にも優しい、非常にメリットの多い暖房器具です。従来は家の中だけで使われてきましたが、ポータブル電源とセットにすることで、使える場所や活用シーンを格段に広げることができます。使用人数や用途に合わせたポータブル電源を探してみてください。