走行充電器を取り入れたサブバッテリーシステムのススメ

走行充電器を取り入れたサブバッテリーシステムのススメ

renogys blog 2023/05/25
目次
  1. サブバッテリーシステムとは?
  2. RENOGYの走行充電器の種類
    1. DCCシリーズ 走行充電器
    2. DC-DCシリーズ 走行充電器
    3. REGOシリーズ 走行充電器
  3. RENOGYの走行充電器でサブバッテリーシステムを構築
    1. DCCシリーズおよびREGOシリーズ走行充電器を利用したサブバッテリーシステムの構築手順
    2. DC-DCシリーズ走行充電器を利用したサブバッテリーシステムの構築手順
  4. まとめ:サブバッテリーシステム構築には走行充電器が必需品!

皆さんは、走行充電器を取り入れたサブバッテリーシステムの導入を検討されたことはありますか?近年、車内や船舶にサブバッテリーシステムを構築し、より快適な空間に仕上げる方が増えています。今回はそんなサブバッテリーシステムの中でも、走行充電器を取り入れた場合のおすすめ商品などについてご紹介いたします。

サブバッテリーシステムとは?

まずサブバッテリーシステムとは、主に自動車や船舶のメインバッテリーの他に、別途サブバッテリーを搭載し、エンジンを停止した状態でもサブバッテリーから電力を供給し、家電製品を稼働させるためのシステムを指します。サブバッテリーにはよく鉛タイプのものが使用されていますが、最近は安全性が高く軽量、かつ寿命の長いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが主流になっています。サブバッテリーへの充電には、太陽光発電システムを利用することも可能ですが、走行充電器を取り入れたサブバッテリーシステムが一般的です。

RENOGYの走行充電器の種類

RENOGYでは、現在(2023年5月25日)3種類の走行充電器を取り扱っています。DCCシリーズ、DC-DCシリーズ、REGOシリーズの3種類ですが、理想のサブバッテリーシステムの形に応じて選択できます。月18日)3種類の走行充電器を取り扱っています。DCCシリーズ、DC-DCシリーズ、REGOシリーズの3種類ですが、理想のサブバッテリーシステムの形に応じて選択できます。

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DCCシリーズ 走行充電器

 DCCシリーズ走行充電器は、走行充電器としての用途だけでなく、ソーラーパネルからの充電も可能にするチャージコントローラーとしての機能も備わっているため、2系統を一つのデバイスで同時に使用することができます。一体型のため、車内におけるバッテリーシステムのスペース確保が楽になります。DCCシリーズの走行充電器の規格には、30Aと50Aがあり、サブバッテリーのシステムサイズに合わせて選択することが可能です。

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DC-DCシリーズ 走行充電器

DC-DCシリーズ走行充電器はオーソドックスな走行充電器で、走行中にメインバッテリーからサブバッテリーへ充電することができます。チャージコントローラーの機能は備わっていないため、ソーラー充電をシステムに組み込みたい場合は、別途チャージコントローラーが必要になります。そのため、走行充電のみをサブバッテリーシステムに組み込みたい方に最適な商品です。こちらの商品は20A、40Aの規格があり、より幅広いシステム選択が可能となります。

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REGOシリーズ 走行充電器

REGOシリーズ走行充電器は、DC-DCシリーズ走行充電器と同様に走行充電のみ行うタイプの充電器です。RENOGYが現在(2023年5月25日)提供している走行充電器の中で最も大きい60Aの規格ですので、充電量を多く求める方に最適です。また、接続には専用のアンダーソンコネクターケーブルを用いているため、従来のタイプとことなり接続が非常に簡単で、安全な取り付けが可能です。

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RENOGYの走行充電器でサブバッテリーシステムを構築

DCCシリーズとREGOシリーズ、またDC-DCシリーズとでは、サブバッテリーシステムの構築方法に若干の違いがあります。

DCCシリーズおよびREGOシリーズ走行充電器を利用したサブバッテリーシステムの構築手順

DCCシリーズ、REGOシリーズの場合、まず走行充電器にサブバッテリーを接続します。次に走行充電器とメインバッテリーを繋ぎます。DCCシリーズのみ、ソーラーパネルを接続します(メインバッテリーとソーラーパネルの接続は順不同)。走行充電器が充電を開始する条件は、それぞれメインバッテリー、ソーラーパネルの電圧値により決まります。

走行充電の充電条件は、IGN信号線の有無によって変わります。電圧調整機能が搭載されている発電機の場合、エンジンをかけた際の電圧が低いため、充電を開始する条件を変更する必要があります。IGN信号線を接続することで、充電開始の電圧値が下がるため、電圧調整機能が搭載されている発電機の場合でも、充電を開始できる様になります。IGN信号線の詳細な接続方法は「 走行充電器に関するIGN/D+ケーブルの接続方法」をご参照ください。

走上記の接続を完了することで、エンジンをかけた際はメインバッテリーから、走行充電器を介して、サブバッテリーへ充電が行われます。MPPT機能が内蔵しているDCCシリーズのみ、太陽光が当たっている場合はソーラーパネルからサブバッテリーへの充電が可能です。また走行充電とソーラー発電を同時に行うことも可能ですが、それぞれ1系統のみでも使用できます。下の動画は、DCCシリーズの配線に関する動画です。

DC-DCシリーズ走行充電器を利用したサブバッテリーシステムの構築手順

DC-DCシリーズの場合もDCCシリーズと同様、まず走行充電器にサブバッテリーを接続します。次に走行充電器とメインバッテリーを接続します。DCCシリーズの走行充電器を稼働させるには、D+ポートから「オルタネーター」または「ヒューズボックス」にケーブルを接続する必要があります。エンジンをかけた際にだけ電圧を検知することができるよう「IG電源・イグニッション電源」に接続します。詳細な接続方法は「 走行充電器に関するIGN/D+ケーブルの接続方法」をご参照ください。上記全ての配線を正しく接続できると、車のエンジンをかけた際に、メインバッテリーから走行充電器を介し、サブバッテリーへ充電を行うことができるようになり、サブバッテリーシステムの構築が完了します。下の動画は、DC-DCシリーズの配線に関する動画です。

まとめ:サブバッテリーシステム構築には走行充電器が必需品!

サブバッテリーシステムを構築することで、車内や船舶内での電装品の利用の幅が大きく広がります。走行中にサブバッテリーを充電する仕組みは、長距離を移動する旅行の際には欠かせません。走行充電器をサブバッテリーシステムに組み込み、快適なオフグリッドな旅行をエンジョイしましょう!